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OperaがChromebookに対応 ~Chrome OS内蔵のGoogle Chromeに代わる新しい選択肢

VPNや広告ブロッカー、メッセンジャーなどを統合。Android版がベースだがキーボードでも快適に利用できる

Webブラウザー「Opera」がChromebookに対応

 ノルウェーのOpera Softwareは7月1日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」がChromebookに対応したと発表した。Android版「Opera」をベースに独自の最適化を施しているとのことで、「Chrome OS」内蔵の「Google Chrome」に代わる新しい選択肢になるとアピールしている。

 「Opera」はWindows、Mac、Linux、Android、iOSをサポートするクロスプラットフォーム対応のWebブラウザー。今回のChrome OS対応で、利用できるプラットフォームがさらに拡充された。

 「Chrome OS」内蔵の「Chrome」にない特徴としては、VPNや広告ブロッカーをはじめから内蔵する点が挙げられる。Googleは広告プラットフォームの運営を事業の主力としており、ユーザーのプライバシーよりも自社の利益を優先するのではないかと懸念するユーザーは一定数いる。そうしたユーザーにとって、「Chrome」に代わる選択肢があるのは重要なことだろう。

 そのほかにも、SNS・メッセンジャーや暗号資産ウォレットを組み込んでいるのもユニーク。ライトモードとダークモードの両方で利用できる5つのカラーテーマで、Webブラウザーを好みにカスタマイズすることもできる。「Flow」機能を利用すれば、QRコードをスキャンして関連付けた他の「Opera」と、コンテンツ(画像・テキスト・リンクなど)を手軽にやり取りすることも可能。Android版「Opera」がベースだがキーボードやマウスにも対応しており、キーボード付きのChromebookでもWindows搭載のノートPCと同じように扱える。