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「Opera 80」が正式公開 ~Webページを読みやすく表示する「リーダーモード」に対応
「Chromium」のゼロデイ脆弱性も修正、できるだけ早いアップデートを
2021年10月7日 13:23
ノルウェーのOpera Softwareは10月5日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 80」を正式公開した。ベースとなっている「Chromium」がM94へと更新されたほか、いくつかの改善が導入されている。
「Opera 80」ではWebページをシンプルに読みやすく加工して表示する「リーダーモード」がサポートされ、必要に応じてアドレスバーの「本」アイコンをクリックすることでON/OFFできるようになった。編集部では確認できなかったが、試験機能画面(about:flags)で「Reader Mode」のフラグを有効化してWebブラウザーを再起動すると利用できるようになるはずだ。リーダーモードではフォントやそのサイズ、背景色などもカスタマイズできる。
なお、このバージョンでは「Chromium」で発見されたゼロデイ脆弱性も修正されているとのこと。すでに悪用が確認されており、できるだけ早い対処が必要だ。
「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。
また、Windows 11環境ならば「ストア」アプリ(Microsoft Store)からインストールすることもできる。