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ブロックチェーンを活用するWeb3ブラウザー「Opera Crypto developer」がβ公開

非管理型の暗号ウォレットを搭載し、仮想通貨やNFT、DAppに対応

  • 長谷川 正太郎

2022年1月20日 17:04

「Opera Crypto developer」

　ノルウェーのOpera Softwareは1月19日（現地時間）、ブロックチェーン／Web3を活用するためのプロジェクト「Opera Crypto Browser Project」を発表し、新たなWebブラウザー「Opera Crypto developer」をベータ版として公開した。

　「Opera Crypto developer」は、仮想通貨やNFT（Non-Fungible Token、非代替性トークン）、DApp（decentralized application、分散型アプリケーション）といった「Web3」――ブロックチェーンベースのインターネット――向けのWebブラウザー。スペードダイアルには、暗号化技術の解説サイト「Crypto Corner」やWeb3に関する情報を集めたPinboard「Opera Crypto」、DApp情報サイト「DappRadar」などがあらかじめ登録されている。

　また、非管理型の暗号ウォレット「Opera Wallet」を搭載しており、暗号化資産の購入や交換、DAppへのサインインを直接行うことが可能。さらに、「Opera」の開発版に搭載されているクリップボードの監視機能も搭載されており、安全に取引を行える。

暗号ウォレット
クリップボードの監視機能
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「Opera Crypto developer」は、Windows/Mac/Androidに対応しており、近い将来にiOSもサポートされるという。現在、「Opera Crypto Browser Project」のリリースページから無料でダウンロードできる。