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撮影後にWebページのキャプチャー画像を切り抜く機能が追加された「Opera 86」が公開

選択テキスト部分を画像としてキャプチャーする機能も

「Opera 86」

 ノルウェーのOpera Softwareは4月20日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 86」を正式公開した。ベースとなっている「Chromium」がv100.0.4896.127へと更新されたほか、いくつかの機能が追加されている。

 まず、Webページのキャプチャー機能に画像の切り抜きツールが追加された。Webページをキャプチャーした後で、必要な部分だけを切り抜くことが可能。また、テキストを選択した際のポップアップに追加された[スナップショット]ボタンから、選択部分を切り抜いて画像としてキャプチャーできるようになった。[スナップショット]ボタンはテキストを数単語選択したときのみ表示される仕組み。

キャプチャー画像の切り抜きツール
テキストの選択時に表示されるポップアップ[スナップショット]ボタンが追加
選択したテキストの部分のみを画像としてキャプチャーできる

 そのほか、仮想通貨ウォレット機能が非管理型の「Opera Crypto Browser」相当にアップデートされた。サイドバーの設定パネルにある[Crypto Wallet]をONにすればサイドバーから利用可能となる。

サイドバーの設定パネルにある[Crypto Wallet]
仮想通貨ウォレット機能

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。

 また、Windows 10/11環境ならば「ストア」アプリ(Microsoft Store)からインストールすることもできる。