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「CrystalDiskInfo」「CrystalDiskMark」がWindows 11に暫定対応
コンボボックスの背景透過を実現。今後も細かな仕様差への対処を図る
2021年7月5日 17:10
「CrystalDiskInfo」v8.0.3と「CrystalDiskMark」v8.12.3が、7月3日に公開された。先日プレビュー公開された「Windows 11」へ、暫定的ながらさっそく対応しているという。
Windows 11は基本的にWindows 10を継承しているが、それでも細部ではさまざまな微調整が行われているようだ。「CrystalDiskInfo」「CrystalDiskMark」の場合はコンボボックスの背景がダイアログの背景で塗りつぶされてしまうため、せっかくのテーマが正しく表示できないという問題が発見されていたが、試行錯誤の結果、コンボボックスの背景透過が実現された。
Windows 11では、ついにコンボボックスの周りの部分が透過するようになりました!
— hiyohiyo (@openlibsys)July 3, 2021
オーナードローでの実現があまりにも難しく断念した『完全透過コンボボックス』がついに実現!
Windows 11は神アップデート!!
標準コントロールにもビシッと手を入れて改善を図るとはさすがWindowsチームだぁ!pic.twitter.com/ug1NGla9cW
そのほかにも、Windows 11ではスクリーンショットの保存機能が適切に動作しない問題や、枠付きエディットコントロールの背景が1pxズレる問題が確認されているが、これは将来バージョンで修正されるとのこと。
「CrystalDiskInfo」は、HDDやSSDといったディスクドライブの健康状態を監視するツール。ドライブのS.M.A.R.T.情報を取得・表示したり、健康状態を“正常”“注意”“異常”の3段階で評価し、異常を検知した際にポップアップやメールで通知できる。
一方「CrystalDiskMark」は、ストレージのデータ転送速度を測定できるベンチマークソフト。エンジンにはMicrosoft製の「DiskSpd」が利用されており、キューやスレッドの数を指定したシーケンシャルリード&ライト、ランダムリード&ライトの計測が行える。
対応OSはいずれもWindows Vista以降。ZIP版であれば、Windows XPでも動作する。公式応援キャラクター・水晶雫をあしらった「Shizuku Edition」などの派生版も用意されている。
ソフトウェア情報
- 「CrystalDiskInfo」
- 【著作権者】
- ひよひよ 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびServer 2003/2008/2012/2016/2019
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.0.3(21/07/03)
- 「CrystalDiskMark」
- 【著作権者】
- ひよひよ 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.12.3(21/07/03)