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「Google ドライブ」に対応した「Gmail」風ファイル管理ソフト「FenrirFS」v2.6.5

すべてのデータをクラウドに保存。複数端末での利用や他のユーザーとの共有に便利

「FenrirFS」v2.6.5

 フェンリル(株)は7月15日、ファイル管理ソフト「FenrirFS」の最新版v2.6.5をリリースした。Windows Vista/7/8/8.1/10に対応しており、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「FenrirFS」はラベル、スター、アーカイブ、自動振り分けフィルターといった機能で「Gmail」風にファイルを管理できるツール。スペースキーでファイルの内容をその場で気軽に内容を確認できるプレビュー機能や、「マイ ドキュメント」などのフォルダーと自動で同期する「自動同期モードプロファイル」といった機能も備える。インストーラー版のほかにも、USBメモリなどに入れて持ち運べるポータブル版「Portable FenrirFS」も利用可能だ。

 最新版の目玉は、「Google ドライブプロファイル」という新機能が導入されたこと。これはすべてのデータを「Google ドライブ」上に保存するプロファイルで、複数の端末で同じプロファイルを利用したり、他のユーザーと共有したい場合に便利だ。

 「Google ドライブプロファイル」を利用するには、まずプロファイルのプルダウンメニューをクリックして「Google ドライブ」にログインする。ログインの際は「FenrirFS」にファイルの表示・編集・作成・削除の権限を与える必要があるので注意したい。

まずプロファイルのプルダウンメニューをクリックして「Google ドライブ」にログイン
ログインの際は「FenrirFS」にファイルの表示・編集・作成・削除の権限を与える

 「Google ドライブ」へのログインが完了したら、次は「Google ドライブ」のプロファイルを作成しよう。画面左のメインメニューから[新しいプロファイルの作成]コマンドを実行すると、プロファイルの種類として「Google ドライブ」が選択できるようになる。

画面左のメインメニューから[新しいプロファイルの作成]コマンドを実行
プロファイルの種類として「Google ドライブ」が選択できる

 「Google ドライブ」プロファイルの扱いは通常のプロファイルと同様で、ドラッグ&ドロップなどでファイルの登録が可能。「Google ドライブ」をみると「マイ ドライブ」に「FenrirFS」専用のフォルダーが作成され、関連データが保存されているのがわかる。

「Google ドライブ」をみると「マイ ドライブ」に「FenrirFS」専用のフォルダーが作成され、関連データが保存されているのがわかる

ソフトウェア情報

「FenrirFS」
【著作権者】
フェンリル(株)
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.6.5(21/07/15)