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WindowsをUSBメモリに入れて持ち運べる「EaseUS OS2GO」が発売開始 ~Macでも起動

Windows 11にも対応。すべてのブランドのUSBドライブとUSBメモリをサポート

「EaseUS OS2GO」v1.0

 中国のEaseUS Softwareは8月19日(日本時間)、ポータブルのOS作成ツール「EaseUS OS2GO」をリリースした。USBメモリから起動できるWindows 10/11環境を手軽に作成可能で、作成したブータブルメディアを利用すれば、MacデバイスでもWindowsを起動できるという。

 Windows 8以降のOSにはかつて「Windows To Go」と呼ばれるエンタープライズ向けの機能が備わっており、USBメモリなどからWindowsを起動することができた。しかし、この機能を利用するには認定を受けた特殊なUSBメモリを必要で、それをサポートするOEMが減ったことから、開発が打ち切られた。

 しかし、USBメモリにWindowsを入れて持ち運びたいという人は少なくないだろう。今回発売された「EaseUS OS2GO」はそうしたニーズにこたえた製品だ。

 「EaseUS OS2GO」は「Windows To Go」のように、利用できるUSBメモリに制限はない。同社はすべてのブランドのUSBドライブとUSBメモリをサポートしているとしている。また、Windows PCだけでなくMacでも利用可能であることが謳われている。すべてのアプリはUSBメモリ上で実行されるため、「EaseUS OS2GO」のWindowsさえ起動するデバイスであればOSを問わず利用できる。

 対応OSはWindows Vista以降。今年後半にリリースが予定されているWindows 11もサポートする。価格は1台あたり月額1,969円から。永久ライセンスも1台あたり6,589円から購入できる(いずれも税込み)。無料体験版も用意されているが、正常に起動できるか確認できるだけで、ポータブルOSの作成まで試すことはできないようだ。

ソフトウェア情報

「EaseUS OS2GO」
【著作権者】
EaseUS Software
【対応OS】
Windows 7/8/10/11
【ソフト種別】
シェアウェア 1台あたり月額1,969円より(税込み)
【バージョン】
1.0(21/08/19)