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もう1件のゼロデイ脆弱性に対処した「Microsoft Edge」v93.0.961.52が公開

「Microsoft Edge」v93.0.961.52

 米Microsoftは9月16日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v93.0.961.52を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 同社によると、このバージョンではIndexed DB APIにおける解放後メモリ利用(CVE-2021-30633)が解決されているとのこと。「Google Chrome」v93.0.4577.82で修正された2件のゼロデイ脆弱性のうちの1件で、早急な対応が必要だ。

 なお、もう1つの脆弱性(スクリプトエンジン「V8」における範囲外書き込みの脆弱性:CVE-2021-30632)は前バージョンで対処済み。

 安定版「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。