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アバスト、無料のWebブラウザー拡張にWebサイトのプライバシー設定を補助する機能を追加

各種Webサイトのプライバシー関連設定を開き、ポップアップでアドバイス

 チェコのAVAST Softwareは11月24日(日本時間)、同社が提供する無料のWebブラウザー拡張機能「アバスト オンライン セキュリティ&プライバシー」に、「プライバシー アドバイザ」機能を追加した。

 最新機能の「プライバシー アドバイザ」は、Google、Facebook、LinkedIn、Twitterなどのプラットフォームにおけるプライバシー設定の調整・改善を補助し、プライバシー保護を強化可能。拡張機能のポップアップから各種Webサイトのプライバシー関連設定を開き、ポップアップでアドバイスしてくれる。

プライバシー アドバイザ機能

 そのほか、「アバスト オンライン セキュリティ&プライバシー」は以下の機能を搭載している

  • グローバルプライバシーコントロール
  • 広告の無効化
  • セーフサーチ
  • アンチトラック
  • フィッシング対策

 このうちグローバルプライバシーコントロール(GPC)は、同サービスと提携するWebサイトを対象に、Webサイトを訪問する前の段階でプライバシー設定を行うことができるサービスだ。Webサイトに訪問したタイミングで、事前に登録したプライバシー設定がに自動的に反映される。Webサイト運営者による個人情報の第三者への販売を阻止することができる。提携するWebサイトは以下の通り。

  • abine
  • brave
  • Disconnect
  • Duck Duck Go
  • Firefox Browser
  • OptMeowt
  • EFF
  • Automattic
  • CafeMedia
  • Complianz
  • Consumer Reports
  • Disital Content Next
  • Financial Times
  • Glitch
  • Meredith Digital
  • Mozilla
  • National Science Foundation
  • New York Times
  • One Trust
  • Source Point
  • TrustArc
  • Wesleyan University
  • Washington Post
  • Wire Wheel

 また、セーフサーチ機能では、悪意のある検索結果と安全な検索結果を、赤または緑のステータスアイコンで表示し、ユーザーにより安全な検索結果を提供する。

 「アバスト オンライン セキュリティ&プライバシー」は同社のサイトからダウンロードでき、以下のWebブラウザーで利用可能だ。

  • Google
  • Chrome
  • Firefox
  • Edge
  • Opera
  • アバスト セキュア ブラウザ