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Windows Serverに緊急パッチ ~2021年12月の月例パッチを適用すると応答が停止する

まずはWindows Server 2019/2012 R2向けが公開

同社のサポートページ

 米Microsoftは1月4日(現地時間、以下同)、Windows Server向けの更新プログラムを定例外で公開した。

 同社によると、12月14日にリリースされた月例更新プログラムをインストールしたWindows Server環境では黒い画面が表示されたり、サインインが遅くなったり、パフォーマンスが全体的に低下することがあるという。最終的にはサーバーの応答が停止する。Windows Server 2019向けのパッチ「KB5010196」のドキュメントには、リモートデスクトップ接続(RDP)に関する既知の問題であるとの記述もある。

 この問題が影響するのは、以下のOSバージョン。Windows Server 2019/2012 R2に関しては、すでにパッチが提供されている。影響を受ける残りのプラットフォームに関しても、近日中にパッチが提供される見込みだ。

  • Windows Server 2022:パッチは未提供
  • Windows Server 2019:KB5010196
  • Windows Server 2016:パッチは未提供
  • Windows Server 2012 R2:KB5010215

 なお、これらの更新プログラムは「Windows Update」からは提供されず、自動インストールすることはできない。「Microsoft Update カタログ」からスタンドアロンの更新パッケージを入手する必要がある。