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「VMware Workstation」v16.2.2が公開 ~脆弱性を1件修正

Windows版「VMware Workstation」および「Horizon Client」に影響

「VMware Workstation Player」v16.2.2、脆弱性を1件修正

 米VMwareは1月18日(現地時間)、「VMware Workstation」の最新版v16.2.2を公開した。本バージョンでは、「Cortado ThinPrint」コンポーネントで発見されたサービス拒否(DoS)の脆弱性(CVE-2022-22938)が修正されている。

 本脆弱性はWindows版「VMware Workstation」および「Horizon Client」に影響し、仮想マシンまたはリモートデスクトップにアクセスできるユーザーがホストマシンで実行されている「Thinprint」サービスを応答不能に陥れることができる。

 なお、この脆弱性は仮想印刷が有効になっている場合にのみ悪用が可能。「VMware Workstation」では既定で無効化されているが、「Horizon Client」では有効化されているので注意が必要だ。深刻度は「Moderate」。また、Linux環境には影響がないので、バージョンアップは提供されていない。

 「VMware Workstation」は、1台のPC上で複数のOSを仮想マシン(VM)として実行できるツール。対応OSはWindows/Linuxで、動作には64bit版のCPUとOSが必要。「Player」と「Pro」がラインナップされており、「Player」は個人利用および非商用に限り無償で利用できる。「Player」の商用ライセンスは17,985円、「Pro」のライセンスは24,035円。

ソフトウェア情報

「VMware Workstation Player」
【著作権者】
VMware, Inc.
【対応OS】
64bit版のWindows/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ、商用はライセンスの購入が必要)
【バージョン】
16.2.2(21/01/18)