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無料の定番メーラー「Thunderbird 91.5.1」が公開 ~脆弱性修正はなし
不具合の修正のみのメンテナンスリリース
2022年1月26日 07:55
オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版v91.5.1が、1月24日(米国時間)に正式リリースされた。本バージョンは、不具合修正がメインのメンテナンスリリースとなっている。
修正された不具合は以下の通り。
- JS SDAPの実装が自己署名SSL証明書をサポートしていなかった
- Filelink機能を使ったメールを下書きに保存した後送信すると、ローカルのファイルが削除される
- チャットのOTR(Off-the-Record)暗号化が機能していなかった
- OTRの検証が完了しても検証通知バーが非表示にならない
このほか、さまざまなテーマの改善も含まれている。
「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7/8/10で利用可能。編集部でWindows 11での動作も確認した。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできるほか、Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能でアップデートされる。