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「LibreOffice 7.3」シリーズに初のマイナー更新、リグレやクラッシュを解決

クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境

The Document Foundation、「LibreOffice 7.3.1 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は3月3日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 7.3.1 Community」を公開した。「LibreOffice 7.3」シリーズ初のマイナーアップデートとなる。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 今回リリースされた「LibreOffice 7.3.1 Community」はテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新バージョン(Fresh)。「Calc」の自動計算におけるリグレッションや、AVX命令のないCPUで「Calc」がクラッシュする問題、「Skia」グラフィックエンジンに関連したmacOS環境におけるクラッシュなど、初期リリースで発見された不具合が修正されているとのこと。

 なお、安定した動作が重要な環境では、既存機能の改善に注力した安定(Still)版「LibreOffice 7.2」系統の利用が推奨されている。現行の最新版は1月にリリースされた「LibreOffice 7.2.5 Community」

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.3系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.3.1(22/03/01)