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Microsoft、「Edge Device Image Builder」をプレビュー公開
IoTデバイスのOSイメージを構築をガイドするデバイスビルダーやOEM向けの支援ツール
2022年3月17日 15:43
米Microsoftは3月9日(現地時間)、「Edge Device Image Builder」をプレビュー公開した。Windows 10/11に対応しており、現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。
「Edge Device Image Builder」(EDIB)は、「Windows IoT Enterprise LTSC 2021」デバイスイメージを構築するツール。デバイスビルダーやOEMがそれぞれのIoTデバイスに合わせたOSイメージを安全にカスタマイズできるよう、デスクトップアプリケーションの形で手順を案内する支援ツールだ。
ガイドに従ってイメージ構成マニフェストを作成し、イメージレシピを定義し、必要があればそのカスタマイズ方法も正確に伝えてくれる。さまざまなデバイスタイプに対応したテンプレートも含まれており、ベンダーは迷うことなくイメージを構築できる。
そのほかにも、同社のクラウドサービス「Azure」と接続するための設定を追加したり、イメージをビルドする前にその構成が正しいか検証することが可能。ブータブルUSBメモリを作成するオプションなども備えており、生成されたWIMイメージはDISMコマンドでネットワーク上のデバイスに一括展開できる。
なお、「EDIB」のシステム要件は以下の通り。
- 有効化された「Hyper-V」
- 「Windows ADK」および「WinPE」アドオン
- OSのインストールメディア
加えて、カスタマイズには以下のものが必要となることがある。
- 言語パックのISO
- オンデマンド機能(FOD)のISO
- Microsoft Security Compliance Toolkit
- Azure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)
ソフトウェア情報
- 「Edge Device Image Builder」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.3.1(22/03/09)