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Windows 11の右クリックメニューに好きな項目を追加できる「Custom Context Menu」がv3に

追加したコマンドの並び順を指定する機能が追加

「Custom Context Menu」v3.0.0.0

 シンプルになりすぎたWindows 11の右クリックメニューに好きなコマンドを追加できるカスタマイズツール「Custom Context Menu」の最新版v3.0.0.0が、4月26日に公開された。最新版では、追加したコマンドの並び順を指定する機能が追加されている。

 コマンドの並び順は設定画面の[Order]欄に入力した数値で指定する仕組み。数値が大きい程メニューの下にコマンドが表示される。数値は「0」や「1」から開始したり、連続している必要はないので、最初は10刻みで入力しておき、あとから間にコマンドを追加する際に備えておくことも可能だ。

[Order]欄に入力した数値でコマンドの並び順を指定可能に

 また、EXEのパス指定に環境変数を利用できるようになった。環境変数は、例えばユーザーフォルダー「C:¥Users¥(ユーザー名)」を「%userprofile%」と表記できるため、ユーザー名が異なる環境でも同じパス表記で指定することが可能。最近のアプリはユーザーフォルダー内に実行ファイルがあることも多いので、「Custom Context Menu」の設定を複数のユーザーや環境で使いまわしたいときに便利。

 このほか、設定の保存や更新、削除がショートカットキーで行えるようになっている。

 「Custom Context Menu」は「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクト(ライセンスは「LGPL-3.0 License」)で、現在リリースページから無償でダウンロードできるほか、「Microsoft Store」からダウンロード可能。「Microsoft Store」では価格が120円に設定されているが、無料体験版が用意されており、期限なしで試用できる。「GitHub」でホストされているファイルは自己署名証明書が利用されているため、利用は推奨されていないので注意。

ソフトウェア情報

「Custom Context Menu」
【著作権者】
ikas 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎、「Microsoft Store」での価格は120円)
【バージョン】
3.0.0.0(22/04/26)