レビュー
右クリックメニューに有用なコマンドを大量追加して日々の作業を快適にする技
「PowerShell」や「レジストリエディター」の起動などを追加、クラシックモード対応
2025年11月7日 10:18
以前、Windows 11のシェル右クリックメニューを自在にカスタマイズできるツール「Custom Context Menu」を紹介した。「Microsoft Store」で価格120円(税込み)で販売されているが、試用期間に定めがない。ぜひ気軽に試して、気に入ったら購入してほしい。
さて、このアプリは非常に強力だが、インストール直後は設定が空っぽで、自分でメニュー項目を追加していく必要がある。こうしたカスタマイズアプリに慣れないユーザーにとってそこはとっつきにくく感じるかもしれない。
そこでお勧めしたいのが、今回紹介する「RightClickTools」だ。有用なメニュー項目をたくさん「Custom Context Menu」に追加してくれる。
本ソフトは「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。リリースページでインストーラー(RightClickTools-Setup.exe)とポータブルアプリ(RightClickTools.zip)を無償でダウンロードできる。今回はポータブルアプリをもとにレビューする(インストーラーは設定がないだけで、使い方はほぼ同じだ)。
本ソフトを利用するにはダウンロードした「RightClickTools.zip」を適当な場所へ展開し、「RightClickTools.exe」を実行する。あらかじめ「Custom Context Menu」をインストールしておくことを忘れないようにしよう。
「RightClickTools.exe」を実行すると小さなダイアログが現れ、2つのオプションを選択できる。
- タスクの UAC を自動昇格する:既定有効。そのままにしておく
- クラシック コンテキスト メニューで表示:右クリックメニューをクラシックメニューにしたい場合は有効化する(既定無効)
[インストール]ボタンを押すと、セットアップ処理が開始される。『操作が完了しました』というダイアログが現れたら完了だ。「Custom Context Menu」を開くと、「コマンド プロンプト」や「PowerShell」、「レジストリ エディター」、「エクスプローラー」系のコマンドが自動で追加されているはずだ。「Custom Context Menu」を有効にすれば、右クリックメニューにこれらのメニューコマンドが追加される。
このまま利用してもよし、不要なものを削除してもよし。追加されたメニューコマンドを参考に、自分なりのコマンドを追加しても面白いだろう。
なお、これらを削除するには再び「RightClickTools.exe」を実行し、[削除]ボタンを押せばよい。「Custom Context Menu」の設定が空になる。
ソフトウェア情報
- 「RightClickTools」
- 【著作権者】
- LesFerch 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.1(25/10/25)





















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