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「Apache OpenOffice 4.1.12」が公開 ~半年ぶりのメンテナンスリリース

Windows 10/11環境では「Microsoft Store」からも入手可能

「Apache OpenOffice」v4.1.12

 The Apache Software Foundationは5月4日(米国時間)、オープンソースのオフィス統合環境「Apache OpenOffice 4.1.12」を公開した。昨年10月以来のリリースだが、ここ最近は半年ごとのアップデートが守られているようだ。

 本バージョンは、不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート。以下の機能改善と不具合修正が行われており、「Apache OpenOffice 4.1.11」およびそれ以前のユーザーすべてにアップデートが推奨されている。

  • ページプレビューのズームで負の値が正しく扱われない問題に対処
  • ナビゲーターのファイル選択ボックスが小さすぎる問題に対処
  • 翻訳の修正
  • サイドバーの視覚的改善
  • 日付形式の文字列の検索が失敗する問題に対処
  • カスタムシェイプの押し出し深度のレンダリングが正しくなかった問題を修正

 「Apache OpenOffice」は、6つの生産性アプリケーションからなるオープンソースのオフィススイート。毎月240万件のダウンロード数を誇る人気ソフトで、Windows、macOS、Linuxに対応する。現在、The Apache Software FoundationのWebサイトから入手可能。Windows版はWindows XP/Vista//7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2012に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 なお、Windows 10/11環境では「Microsoft Store」から「Apache OpenOffice」を入手できるようになった。「winget」を利用してコマンドラインからインストールすることも可能だ。

Windows 10/11環境では「Microsoft Store」からも入手可能

ソフトウェア情報

「Apache OpenOffice」Windows版
【著作権者】
The Apache Software Foundation
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Server 2012/8.1/10(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.1.12(22/05/04)