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OSカスタマイズツール「Windhawk」にライブサムネイルをD&Dで入れ替える新しいMod

オンデマンドでModのソースコードをコンパイル・インストールする新感覚アプリ

「Windhawk」v0.9.2 beta

 システムカスタマイズツール「Windhawk」に7月9日、新しいMod「Taskbar Thumbnail Reorder」が追加された。タスクボタンのマウスオーバーでウィンドウのサムネイルを一覧できる「ライブサムネイル」で、ドラッグ&ドロップによるサムネイルの並び替えが行えるようになっている。

 「Windhawk」は、ゲームのように改造プログラム(Mod)を追加することで自由にシステムを拡張できるようにしたOSカスタマイズツール。このようなスタイルのカスタマイズツールでは悪意ある第三者がマルウェアを配布するために利用されてしまう懸念があるが、「Windhawk」は「Clang」「g++」といったコンパイラツールを同梱し、ダウンロードしたC++ソースコードのModをその場でコンパイル・インストールする仕組みになっている。ソースコードをチェックすれば悪意ある処理がないかを事前に把握できるため、安全に利用できるというわけだ。

 ただし、「Windhawk」自体のソースコードは非公開となっている。

 今回リリースされたMod「Taskbar Thumbnail Reorder」は、ライブサムネイルの順番をマウスのドラッグ&ドロップで入れ替えられるようにしたものだ。こうしたカスタマイズを行うアプリはほかにもあるが、オンデマンドで追加できるのは「Windhawk」の面白い点といえるだろう。

今回リリースされたMod「Taskbar Thumbnail Reorder」
OSのカスタマイズツールは、マルウェアであった場合の影響が大きい。十分注意して導入するようにしたい
Modをその場でコンパイル・インストール
ソースコードは「GitHub」で公開されている。「Windhawk」上で内容をチェックすることもできる
ライブサムネイルの順番をマウスのドラッグ&ドロップで入れ替え

 なお、このModは64bit環境のWindows 10/11で利用可能。編集部にてWindows 11で動作を確認している。

ソフトウェア情報

「Windhawk」
【著作権者】
Ramen Software
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.2 beta