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「Thunderbird 102.1.0」が公開 ~4件の脆弱性を修正

不具合修正が中心のメンテナンスアップデート

「Thunderbird」v102.1.0

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v102.1.0が、7月26日(米国時間)に公開された。本バージョンは「Firefox 102.1 ESR」ベースとなったほか、以下の不具合が修正されている。

  • アクティビティマネージャーにPOPメッセージのダウンロードが表示されない
  • メールフォルダーのプロパティダイアログのサイズが正しく設定されず、内容が切り取られる
  • 期限切れのニュースメッセージにエラーが表示されない
  • カレンダーのカラムピッカーが操作中に閉じられてしまう
  • さまざまなUIの改善

 セキュリティ関連の修正は、全部で4件。深刻度の内訳は「high」が1件、「Moderate」が3件となっている。

 「Thunderbird 102」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7以降で利用可能。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできる。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。「Thunderbird 102」シリーズのユーザーは、自動更新機能でアップデートできる。

 なお、「Thunderbird 91」シリーズからは今のところ直接アップデートできないので注意。このシリーズは同じ26日付けでv91.12.0のリリースがアナウンスされているが、編集部にて確認したところ、まだダウンロードできないようだ。利用可能になり次第、詳細を改めてお伝えする。