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マイクロソフトが最大級の年次イベント「Microsoft Ignite 2022」を10月にリアル開催

無料の全世界同時オンライン配信も実施。参加登録は8月下旬より受付開始

「Microsoft Ignite」が今年も開催決定

 米Microsoftは、年次最大級の開発者向けテクニカルカンファレンス「Microsoft Ignite」を、10月13日から14日(日本時間)の2日間にかけて開催する。今年はリアルイベントとオンラインイベントのハイブリッド開催の形式となり、2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行後、初となるSeattle Convention Center(米ワシントン州シアトル)でのリアル開催を予定している。

 「Microsoft Ignite」は、ITエンジニアや開発者向けに同社の最新ツールやソリューションを紹介するとともに、スキルアップにつながる情報を提供するカンファレンス。最近ではWindowsやSurfaceデバイス以外にも、ハイブリッドワーク、AI、次世代ビジネス、セキュリティソリューションについて言及されることが多い。



 特設サイトのFAQページによると、リアルイベントは有料イベントも用意されており、参加費用はイベントごとに異なるようだ。またリアル会場への参加人数には制限がある(「There will be limited passes available」)とのことで、8月下旬に受付開始予定の参加登録方法などのアップデート情報が受け取れるように、同サイトへのサインアップを行なうよう呼び掛けている。

「Microsoft Ignite」のFAQページ。今年はリアルイベントも開催

 リアル会場への人数制限を実施するにあたり、同会場よりライブ中継を行なうオンライン配信は無料で視聴可能となる。さらに、サテライトイベント「Microsoft Ignite Spotlights」も開催予定。メインイベントの基調講演やコアテーマを扱う発表・ニュースが、日本をはじめ、フランス、ドイツ、イギリス、ラテンアメリカといった特定の地域にフォーカスして抜粋した形で紹介される。

 なお、「Ignite Spotlights」の配信は日本語を含む複数の言語によるローカライズが行なわれるとのこと。今秋正式リリース予定の次期大型アップデート「Windows 10/11 バージョン 22H2」が間近に迫りつつある中、Windows、Office、Azureに関する最新アップデート情報の発表に期待したいところだ。