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iOS版「Microsoft Lists」アプリの早期ベータ版が開始 ~“Microsoft Ignite 2020”

将来的にはオフラインモード、アンドゥ・リドゥ、“@メンション”のサポートも

iOS版「Microsoft Lists」アプリの早期ベータ版が開始

 米Microsoftは9月22日(現地時間)、技術カンファレンス“Microsoft Ignite 2020”で、「Microsoft Lists」のロードマップを発表した。「Microsoft Lists」は組織で共有される雑多な情報をリストとして整理・管理できる「Microsoft 365」アプリ。「Teams」のタブとして追加可能で、既存のデータやプリセットされたテンプレートから課題や作業手順、連絡先、商品の在庫といった情報をシンプルなリストとして管理し、組織内で共有できる。「Microsoft Power Automate」などと連携させて、稟議の承認プロセスに組み込むことも可能だ。

 今回の発表の目玉は、iOSアプリの早期プレビューが開始されたことだ。ネットワーク接続がなくても利用できるオフラインモードと、デザインを黒基調のものに変更するダークモードをサポートしており、出先でのリスト管理に役立つ。

 なお、早期ベータアクセスプログラムへ参加するには簡単なアンケートに応える必要がある。

 iOSアプリで導入されたオフラインモードは、Web版の「Microsoft Lists」にも実装される予定。そのほかにもリストの編集をやり直せるアンドゥ・リドゥ機能や、他のメンバーに注意を促す“@メンション”機能のサポートが検討されている。

リストの編集をやり直せるアンドゥ・リドゥ機能