ニュース

Microsoft、新しいMicrosoft 365アプリ「Microsoft Lists」を正式リリース

「Teams」のタブとして追加可能。どんな情報もリストでシンプルに管理・共有できる

Microsoft、「Microsoft Lists」を正式リリース

 米Microsoftは9月3日(現地時間)、「Microsoft Teams」の「Lists」アプリの正式リリースを発表した。「Microsoft Lists」は、開発者向けオンラインカンファレンス“Build 2020”で発表された「Microsoft 365」アプリ。「SharePoint」に搭載されていたリスト機能を発展させたもので、組織で共有される雑多な情報をリストとして整理・管理し、さまざまな用途に役立てられる。

 「Microsoft Lists」は「Teams」のタブとして追加可能で、課題や作業手順、連絡先、商品の在庫といった情報をシンプルなリストとして管理し、組織内で共有できる。既存のデータを「Excel」などからインポートしてもよいし、プリセットされた標準テンプレートからリストを作成してもよい。「Microsoft Power Automate」などと連携させて、稟議の承認プロセスに組み込むこともできる。

 本機能は、「Microsoft 365」の商用およびGCC(米国政府向けサービス)ユーザーすべてに提供される。正式リリースにあたっては、GCCでデフォルト有効化されたほか、政府機関向けに新たな3つのテンプレート(患者、ローン、インシデント)が追加されているとのこと。モバイルアプリ(iOS/Android)の提供も予定されている。