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Windows 11の不満点がまた一つ解消へ ~タスクバーの右クリックメニューに「タスク マネージャー」を起動するコマンド

Dev版Build 25211に実装

「Windows 11 Insider Preview」Build 25211(rs_prerelease)がDevチャネルでリリース

 米Microsoftは9月29日(現地時間)、Windows 11の最新プレビュー版「Windows 11 Insider Preview」Build 25211(rs_prerelease)を公開した。「Windows Insider Preview Program」のDevチャネルに参加しているユーザーは、「Windows Update」からアップグレードが可能。

 本ビルドでは[ウィジェット]ボードがアップデートされ、ピッカーと設定画面が分離された。[+]ボタンでウィジェットを追加するピッカーへ、プロフィールアイコンから設定画面へアクセスできる。

 ウィジェットの設定ページでは、以下のオプションをコントロール可能だ。

  • タスクバーアイコンにカーソルを合わせたときにウィジェットボードを開くかどうか
  • ウィジェットがタスクバーに通知バッジを表示するかどうか
  • タスクバーのライブウィジェットコンテンツが天気以外のものを表示するかどうか
ウィジェットの設定ページ

 また、タスクバーの右クリックメニューに「タスク マネージャー」を起動するコマンドが追加された。Windows 10と同じ仕様にしてほしいというユーザーからのフィードバックに応えた格好だ。

タスクバーの右クリックメニューに「タスク マネージャー」を起動するコマンドが追加
Windows 10の仕様

 なお、Devチャネルへ導入された新機能や改善は製品版に組み込まれず、そのままお蔵入りするケースもあるので留意しておきたい。また、本ビルドには以下に代表される既知の問題があるので、導入を考えている場合は注意。

  • 最新のフライトにアップグレードすると、一部で音声が機能しなくなるという報告を調査中
  • 最近のビルドでいくつかのアプリがクラッシュする報告を調査中
  • 【新規】最近のビルドでアプリのUI要素が消えたり再表示されたりすることがあるという報告を調査中

 「日付、時刻、タイムゾーンの設定が正しくありません」というメッセージが表示され、インストールが先に進めなくなる問題などは解消されているとのこと。