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デスクトップ録画機能を搭載した「Snipping Tool」がテスト開始

1つのツールで撮影と録画の両方をカバー

デスクトップ録画機能を組み込んだ新しい「Snipping Tool」

 米Microsoftは12月8日(現地時間)、デスクトップ録画機能を組み込んだ「Snipping Tool」(切り取り領域とスケッチ)を「Windows 11 Insider Preview」のDevチャネルへリリースしたと発表した。10月に開催されたけイベント「Microsoft Ignite 2022」で公表された注目機能が、ようやく実際に利用できるようになる。

 スクリーンレコーダー機能は、「Snipping Tool」v11.2211.35.0以降で利用可能。対応OSはWindows 11のみとなるようだ。アプリを起動すると[Snip]と[Record]の切り替えが可能となっており、後者を選ぶと撮影エリアの選択ののち、録画が開始される。録画が完了すると、保存や共有の前にそれをアプリ上でプレビューできる。

撮影エリアを選択
録画を開始

 ただし、まだプレビュー版の段階であることもあり、完成度はまだ高くないようだ。スタートボタンを押してから実際に録画を開始するまでに若干のタイムラグがあるほか、「Snipping Tool」から新たに撮影を開始したとき、「Snipping Tool」のウィンドウが復元されないことがあるという。