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録画もできる「Snipping Tool」がBetaチャネルにも提供開始 ~一時停止ボタンを追加

「Windows 11 Insider Preview」Build 22623.1245/22621.1245

「Windows 11 Insider Preview」Build 22623.1245/22621.1245がBetaチャネルで提供開始

 米Microsoftは1月5日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」ビルドのBetaチャネルをアップデートした(KB5022358)。今回のフライトも、以下の2つのバージョンが配信されている。

  • Build 22623.1245:新機能がロールアウトされるビルド
  • Build 22621.1245:新機能が既定で無効化されるビルド

 以前にBuild 22622(新機能が有効なビルド)を利用していた場合は、イネーブルメントパッケージでBuild 22623へ自動移行される。新機能が既定で無効化されているビルドから有効化されているビルドへ移りたい場合は、「Windows Update」を手動でチェックするとよい。

 今回のリリースでは、録画機能を搭載した「Snipping Tool」アプリが利用できるようになる。

 初期リリースからの違いは、録画中に一時停止が可能になったこと。ユーザーインターフェイスの不具合も解消されているようだ。

録画機能を搭載した「Snipping Tool」アプリ
録画中に一時停止が可能に

 録画機能付きの「Snipping Tool」アプリ(v11.2212,24.0)を利用したい場合は、「ストア」アプリの[ライブラリ]セクションでアプリを更新すればよい。

 そのほかの変更は、不具合の修正が中心。製品版Cリリースにも導入されている「.NET Framework」プレビューパッチの配信方法の変更なども盛り込まれている。

 「Windows Insider Preview Program」は、製品としてリリースされる前のプレビュー版のOSを試すことのできるパイロットプログラム。Betaチャネルは開発初期のDevチャネルと製品リリース間近のRelease Previewチャネルの間に位置し、さまざまな新機能がテストされる。Devチャネルほどではないが、不具合が含まれている点には注意したい。