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OS標準のデスクトップ撮影・録画ツール「Snipping Tool」に「ペイント」「Clipchamp」連携機能

Canary/Devチャネルでテスト開始

「Snipping Tool」のアップデートがロールアウト開始

 米Microsoftは8月9日(現地時間)、「Snipping Tool」のアップデートをロールアウトしたと発表した。「Windows Insider Preview」のCanary/Devチャネルでv11.2306.43.0以降の配信が開始されている。

 「Snipping Tool」は、Windows 11標準のデスクトップ撮影アプリ。[PrintScreen]キーまたは[Windows]+[Shift]+[S]キーで起動可能で、デスクトップ全体・選択したウィンドウ・指定したデスクトップ領域を画像として保存できる。最近のアップデートではスクリーンショットの自動保存録画が新たにサポートされている。

 今回のアップデートにおける変更は、メイン画面に編集アプリで開くボタンが追加されたことだ。スクリーンショットを撮影した場合は「ペイント」、動画として記録した場合は「Clipchamp」が起動する仕組みになっており、「Snipping Tool」の編集機能では足りない場合に役立つ。

 大きな問題がなければ、いずれ製品版にも導入されるだろう。

スクリーンショットを撮影した場合は「ペイント」、動画として記録した場合は「Clipchamp」が起動