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OS標準のデスクトップ撮影・録画ツール「Snipping Tool」に図形の描画機能

四角形、円、直線、矢印……Canary/Devチャネルでテスト開始

「Snipping Tool」のアップデートがロールアウト開始

 米Microsoftは2月8日(現地時間)、「Snipping Tool」のアップデートを発表した(v11.2401.32.0)。まずは「Windows Insider Preview」のCanary/Devチャネルでテストされる。

 「Snipping Tool」は、Windows 11標準のデスクトップ撮影アプリ。[PrintScreen]キーまたは[Windows]+[Shift]+[S]キーで起動可能で、デスクトップ全体・選択したウィンドウ・指定したデスクトップ領域を画像として保存できる。[Windows]+[Shift]+[R]キーを押せば録画も可能だ。

 今回のアップデートでは、キャプチャーに図形を追加する機能が追加。四角形、円(楕円)、直線、矢印などといった図形(シェイプ)を素早くスクリーンショットへ追加し、マークアップできるようになった。

 この機能を利用するには、キャプチャーのプレビュー画面でツールバーに新設された[新しい図形]ボタンを押す。すると、図形ツールバーがアクティブになり、キャプチャーの任意の場所をドラッグして新しいシェイプを追加できるようになる。シェイプを確定するまではサイズを変更したり、移動したり、色を変更したりすることもできる。シェイプを削除するには、消しゴムツールが利用可能だ。