Windows Insider Preview

[PrintScreen]キーの仕様が変更へ、スクショのコピーではなく「Snipping Tool」の起動に

元に戻すことも可能

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。

 ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

[PrintScreen]キーの仕様が変更へ、スクショのコピーではなく「Snipping Tool」の起動に

 Windowsプラットフォームにおいて、[PrintScreen]は長らく デスクトップのスクリーンショットをクリップボードへコピーする ためのキーだった。しかし、Microsoftはこの仕様を変更しようとしているようだ。

 米国時間4月7日にリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 22624.1546(Beta)では、[PrintScreen]キーを押したときの動作が変更され、既定で 「Snipping Tool」を開く ようになった。キーを押すとデスクトップ全体が暗転し、キャプチャーする領域を選択できるようになる。つまり、 [Windows]+[Shift]+[S]キー を押したときと同じ動作になるわけだ。

[PrintScreen]キーを押すとデスクトップ全体が暗転し、キャプチャーする領域を選択できる

 このオプション自体は現行の「Windows 11」にも用意されているが、既定で無効化されている。しかし、これからは初期状態で有効化されることになる。

「設定」アプリの[アクセシビリティ]-[キーボード]画面(「Windows 11 バージョン 22H2」のもの)

 ただし、このオプションを以前に変更したことがある場合は、その設定が尊重される。また、以前の挙動を好む場合は、オプションを無効化して旧来の動作へ変えることも可能だ。

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