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Windows 11標準「Snipping Tool」の録画機能が改善 新しいショートカットキーも追加へ

Canary/Devでテスト開始

スクリーンショットの撮影・録画を切り替えられる新しい「Snipping Tool」キャプチャーバー

 米Microsoftは8月31日(現地時間)、Windows 11標準のデスクトップ撮影・録画アプリ「Snipping Tool」のアップデート(v11.2307.44.0)を発表した。まずは「Windows Insider Preview」のCanary/Devチャネルでテストされる。

 今回の目玉は、これまでは撮影のみだったキャプチャーバーに録画が統合され、簡単に切り替えられるようになったこと。つまり、わざわざデスクトップ録画のために「Snipping Tool」を起動する必要はなくなり、ショートカットキーから録画を開始できるようになった。新しいショートカットキーも追加されている。

  • [Windows]+[Shift]+[S]キー、[Print Screen]キー:スクリーンショットの撮影
  • [Windows]+[Shift]+[R]キー:デスクトップの録画(新設)

 編集部環境ではいずれを押しても従来のキャプチャーバーしか起動しなかったが、そのうち修正されるものと思われる。

 そのほかにも、デスクトップの録画でマイク入力がサポートされた。複数の録音デバイスがある場合は、録画の開始前に好みの録音デバイスを選択できる。

デスクトップの録画でマイク入力がサポート

 なお、これらの変更により既定アプリの再設定が必要になる場合がある。スクリーンショットを撮影する際に「ms-screenclip」リンクを開くアプリを選ぶように促されたら、「Snipping Tool」を選択しよう。