Windows 10のタスクバーがチラついたり、デバイスが不安定になる問題が発生中

同社のドキュメントページにおけるアナウンス

　米Microsoftは12月16日（現地時間）、Windows 10環境でタスクバー要素がチラついたり、デバイスが不安定になる問題があることを認めた。2022年9月のプレビュー更新プログラム「KB5017380」以降を適用した環境で、以下の症状が発生することがあるという。

• タスクバーの［ニュースと関心事項」ウィジェットやアイコン（天気などが表示される）がチラつく
• タスクバーが応答しなくなる
• 「エクスプローラー」が応答しなくなる
• 以上のような現象が発生しているときに「Word」や「Excel」といったアプリケーションが開いていると、応答しなくなる

　デバイスを再起動すれば症状が改善されることもあるが、すべての環境で有効とは限らない。

　同社はすでにこの問題を「KIR」（Known Issue Rollback）と呼ばれるロールバックシステムで解決済み。組織で集中管理されていない一般的な環境であれば、解決策が24時間以内に自動で適用される。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早く適用されることがあるので、急いでいる場合は試してみるとよいだろう。

　組織で集中管理されているデバイスの場合は、特別なグループポリシーをインストール・設定することで解決できる。ダウンロードと適用の方法に関しては、同社のドキュメントページを参照のこと。