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公的個人認証サービスの「利用者クライアントソフト」がWindows 8.1対応を終了

マイナンバーカードでインターネットを通じた行政手続きを行うためのアプリ

Windows版「利用者クライアントソフト」(JPKI利用者ソフト)v3.4

 地方公共団体情報システム機構は1月14日、「公的個人認証サービス」のWindows版「利用者クライアントソフト」(JPKI利用者ソフト)でWindows 8.1のサポートを終了したと発表した。Microsoftが1月10日にWindows 8.1のサポートを打ち切ったことをうけての措置だ。

 「公的個人認証サービス」は、インターネットを通じて安全・確実に行政手続きを行えるようにする仕組み。マイナンバーカード、ICカードリーダー、「利用者クライアントソフト」の3つを用意すれば、わざわざ役所へ行かなくても、自分のPCでさまざまな手続きが行える。「利用者クライアントソフト」を利用すれば、マイナンバーカードに格納されている電子証明書を閲覧することも可能。対応プラットフォームは、Windows、Mac、iOS、Android。

 Windows版「利用者クライアントソフト」の対応OSは、今後Windows 10/11となる。ただし、Windows 11の場合は2021年11月以降の累積的更新プログラムがインストールされている必要がある。執筆時現在の最新版は、2021年7月にリリースされたv3.4。