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「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」に4件の脆弱性 ~JVNが注意喚起

対策パッチの適用を

JVNの脆弱性レポート(JVNVU#91848962)

 脆弱性ポータルサイト「JVN」は2月17日、トレンドマイクロ社製の法人向けセキュリティソフト「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」に関する脆弱性レポート(JVNVU#91848962)を公開した。複数の脆弱性が発見されたとして、注意を喚起している。

 トレンドマイクロによると、今回修正された脆弱性は以下の4件(括弧内はCVSSv3の基本値)。

  • CVE-2022-44649:不正変更防止サービスにおける領域外メモリアクセスを用いた権限昇格の脆弱性(7.0)
  • CVE-2022-44650:不正変更防止サービスにおけるメモリ破壊による権限昇格の脆弱性(7.0)
  • CVE-2022-44654:一部のモジュールに対するSAFESEHによるメモリ保護の適用不足(7.5)
  • CVE-2022-45798:リンク解釈の問題による権限昇格の脆弱性(7.8)

 影響を受ける製品は、以下の通り。

  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 SP1
  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 6.7

 「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 SP1」に関しては、「Patch 2454」の適用が必要。「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」は昨年11月21日のメンテナンスで修正済みとのこと。