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WhatsAppが新しいWindowsデスクトップアプリを正式リリース

Windowsプラットフォームとのデザイン親和性が向上、読み込みも高速に

WhatsApp、新しいWindowsデスクトップアプリを正式リリース

 米Meta傘下のWhatsAppは3月22日(米国時間)、新しいWindows版「WhatsApp」アプリを正式リリースした。昨年11月からベータ版がテストされていたが、ようやく正式版となった格好だ。

 「WhatsApp」は180カ国以上で20億を超えるユーザーに利用されている無料のチャット・メッセンジャーサービス。現在はMeta(前:Facebook)の傘下にある。共有されるコンテンツが既定でエンドツーエンド暗号化(E2EE)されており、メッセージと通話が保護されるのが売りで、「WhatsApp」の運営チームですら内容をみることはできない。写真や動画だけでなく、ボイスメッセージなどを共有することもできる。

 新しいWindowsデスクトップアプリは、Windowsプラットフォームとの親和性向上を図った一新されたデザインとなっている。以前のバージョンで指摘されていた読み込みの速度も改善されている。グループビデオ通話は最大8人、オーディオ通話は最大32人までに制限されているが、これはいずれ緩和される見込みだ。

 新しい「WhatsApp」アプリは現在、「Microsoft Store」から無償でダウンロード可能。「Windows 10 バージョン 1903」以降で利用できる。