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インストールメディア作成ツール「Rufus」v3.22、BitLocker暗号化の無効化オプションを追加
Windows 7をサポートする最後のバージョン
2023年3月29日 06:30
ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」の最新版v3.22が、3月25日(日本時間)に公開された。64bit版を含むWindows 7以降に対応しており、編集部にてWindows 11で動作確認した。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
今回のアップデートでは、SHA-1/SHA-256アクセラレーションをサポート。対応するCPUでチェックサムの計算処理などが向上した。
また、[Windows User Experience]ダイアログにデバイス暗号化技術「BitLocker」を無効化するオプションが追加された(初期状態で無効)。このダイアログはISOイメージファイルを指定し、[スタート]ボタンを押すときに現れ、Windows 11の最小システム要件をチェックする処理などをスキップできる。
「Rufus」は、OSのISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んでインストールメディアを作成するツール。Windows以外にも、各種LinuxディストリビューションやBSD系OS、DOSなど、幅広いOSをサポートしている。また、フットプリントが小さく、軽快に動作するのも特徴。類似ソフトの2倍の速さでインストールメディアを作成できるとされている。
なお、本バージョンはWindows 7をサポートする最後のバージョンとなる見込み。すでにWindows 7のISOイメージファイルをダウンロードする機能は削除されている。オプションの選択は可能だが、ダウンロードは完了できないようだ。
ソフトウェア情報
- 「Rufus」
- 【著作権者】
- Pete Batard 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.22(23/08/04)