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インストールメディア作成ツール「Rufus」v3.22、BitLocker暗号化の無効化オプションを追加

Windows 7をサポートする最後のバージョン

「Rufus」v3.22

 ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」の最新版v3.22が、3月25日(日本時間)に公開された。64bit版を含むWindows 7以降に対応しており、編集部にてWindows 11で動作確認した。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 今回のアップデートでは、SHA-1/SHA-256アクセラレーションをサポート。対応するCPUでチェックサムの計算処理などが向上した。

 また、[Windows User Experience]ダイアログにデバイス暗号化技術「BitLocker」を無効化するオプションが追加された(初期状態で無効)。このダイアログはISOイメージファイルを指定し、[スタート]ボタンを押すときに現れ、Windows 11の最小システム要件をチェックする処理などをスキップできる。

 「Rufus」は、OSのISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んでインストールメディアを作成するツール。Windows以外にも、各種LinuxディストリビューションやBSD系OS、DOSなど、幅広いOSをサポートしている。また、フットプリントが小さく、軽快に動作するのも特徴。類似ソフトの2倍の速さでインストールメディアを作成できるとされている。

 なお、本バージョンはWindows 7をサポートする最後のバージョンとなる見込み。すでにWindows 7のISOイメージファイルをダウンロードする機能は削除されている。オプションの選択は可能だが、ダウンロードは完了できないようだ。

Windows 7のISOイメージファイルをダウンロードするオプションの選択は可能だが、ダウンロードは完了できないようだ

ソフトウェア情報

「Rufus」
【著作権者】
Pete Batard 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.22(23/08/04)