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ローカルアカウントのOSセットアップも簡単 ~インストールメディア作成ツール「Rufus」v3.20
データ収集の無効化、Windows 11の要件チェック回避もお手軽
2022年8月4日 13:16
ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」の最新版v3.20が、8月4日(日本時間)に公開された。64bit版を含むWindows 7以降に対応しており、現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
今回のアップデートでは、「Windows User Experience」オプションがWindows 10で利用できるようになった。これはブータブルメディアを作成する際にOSのセットアップ方法をいくつかカスタマイズする機能。以下のような設定項目が用意されている。
- Windows 11のシステム要件チェック(Secure Boot、TPM 2.0など)をバイパスする(Windows 11のみ)
- データ収集を無効化して、プライバシー関連の質問をスキップする
- ローカルアカウントを現在のユーザーと同じ名前でセットアップする
- 地域の設定を現在のユーザーと同じ設定にする
「Rufus 3.19」でWindows 11がサポートされていたが、本バージョンではWindows 10にも対応した。
そのほかにもいくつかの不具合が修正され、安定性が向上している。
「Rufus」は、OSのISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んでインストールメディアを作成するツール。Windows以外にも、各種LinuxディストリビューションやBSD系OS、DOSなど、幅広いOSをサポートしている。また、フットプリントが小さく、軽快に動作するのも特徴。類似ソフトの2倍の速さでインストールメディアを作成できるとされている。
ソフトウェア情報
- 「Rufus」
- 【著作権者】
- Pete Batard 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.20(22/08/04)