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「Rufus」v4.5が正式版に ~インストールUSBの簡単作成ツール
「Rufus MBR」の使用を切り替えるチートモードなどを追加
2024年5月24日 06:45
ブータブルUSBドライブを簡単に作成できるツール「Rufus」の最新版v4.5が、5月22日(日本時間)に公開された。「GitHub」でオープンソースでの開発が行われており、ライセンスは「GPL-3.0」。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。「Microsoft Store」から入手することもできる。
「Rufus」は、OSのISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んでインストールメディアを作成するツール。Windows以外にも、各種LinuxディストリビューションやBSD系OS、DOSなど、幅広いOSをサポートしている。Windowsであればバージョンやロケールを指定してMicrosoftのWebサイトからOSのイメージファイルをダウンロードすることも可能で、Windows 11の最小システム要件のチェックをバイパスしたり、デバイス暗号化技術「BitLocker」を無効化したり、OSのインストール時に指定したローカルユーザーを作成するオプションも備える。
本バージョンでは、Windowsインストールメディア作成時に「Rufus MBR」の使用を切り替えるチートモード([Alt]+[A]キー)を追加。詳細モードにランタイムUEFIメディア検証を実行するためのオプションが導入された。
また、以前紹介したv4.2からは「Dev Drive」が検出されないようにする機能や、WindowsインストールをSモードに制限するエキスパート機能などが追加されている。
ソフトウェア情報
- 「Rufus」
- 【著作権者】
- Pete Batard 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 8以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.5(24/05/22)