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「LibreOffice 7.5.4 Community」が公開 ~安定版の「LibreOffice 7.4」系は終了へ

フリーのオフィス統合環境の最新版

The Document Foundation、「LibreOffice 7.5.4 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は6月8日(中央ヨーロッパ時間、以下同)、「LibreOffice 7.5.4 Community」を公開した。80件以上の不具合修正や機能改善が含まれており、安定性が向上している。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice」にはテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版と、既存機能の改善に注力した安定(Still)版の2つがある。今回リリースされた「LibreOffice 7.5.4」は前者だが、安定版の「LibreOffice 7.4」シリーズは6月12日でライフサイクルの終了を迎える。すでに数回のマイナーバージョンアップを重ねており、安定性は向上しているので、保守的な運用が望ましい環境でも「LibreOffice 7.5.4」を採用して問題ないだろう。

 なお、「LibreOffice 7.6」は8月後半の正式リリースが予定されている。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.5系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.5.4(23/06/08)