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「Google アルバム アーカイブ」が7月19日をもって利用不可に

データエクスポートによる画像のコピー・ダウンロードを呼びかけ

「Google アルバム アーカイブ」が7月19日にサービス終了

 米Googleは、画像共有サービス「Google アルバム アーカイブ」の提供を7月19日に終了すると発表した。「アルバム アーカイブ」のサイト上で警告が表示されているほか、一部の利用ユーザーに対しては、件名「アルバムアーカイブに関するお知らせ」というメールにて告知を行なっているという。

 「Google アルバム アーカイブ」は「Google+」、「Picasa」、「Blogger」、「ハングアウト」といったGoogleサービス上で共有・保存したすべての画像や動画データが保管される共有アルバムサービス。2016年に画像共有サービス「Picasa」の提供が終了し、「Google フォト」へ統合された際に運用が開始された。

 ただし、共有元となる「Blogger」以外のサービスについては、すでに「Google+」と「Picasa」がサービス終了、「ハングアウト」は後継サービスの「Google Chat」へと移行済みとなっており、実際には「アルバム アーカイブ」はその役目をほぼ終えた状態となっていた。

 同社は、サービス終了日までに「アルバム アーカイブ」内に保管されているコンテンツを「Google フォト」や「Google ドライブ」などの別サービスに移行するよう呼び掛けている。「アルバム アーカイブ」内の画像や動画は直接別サービスへと移行できないため、データエクスポートを利用してデータのコピーをダウンロードすることが必要だ。残しておきたいデータがあれば対応しておくとよいだろう。

「Google データ エクスポート」のページ。「アルバム アーカイブ」を利用している場合は[サービス]に表示される