個人向け“Google+”のシャットダウンは4月2日に ～データのダウンロードページが公開

Googleのサポートページ

　米Googleは1月30日（現地時間）、コンシューマー（個人）向け“Google+”のシャットダウンを4月2日実施すると発表した。“Google+”は昨年10月と12月の2度にわたり情報漏洩の不具合が発覚。コンシューマー向けサービスの停止がアナウンスされていた。

　4月2日を迎えると、“Google+”アカウントと作成したすべての“Google+”ページは閉鎖され、写真やビデオといったデータの削除が開始される。データの削除処理には数カ月間を要すると見込まれており、その間はデータにアクセスできる可能性があるが、早めにバックアップを済ませておくべきだろう。データのダウンロードは専用ページから行える。

データのダウンロードページ

　“Google+”プロフィール、ページ、コミュニティおよびイベントの新規作成に関しては、シャットダウンより一足先、2月4日から凍結される。アプリやWebサイトで利用されている“Google+”のサインインボタンも今後数週間以内に機能しなくなるが、一部のボタンに関しては“Google”のログインボタンに置き換えられる。“Google+”でWebサイトにコメントを残している場合、“Blogger”では2月4日までに、そのほかは3月7日までに削除される。

　なお、“G Suite”を利用している企業ユーザーは引き続き“Google+”を利用することが可能。ユーザーインターフェイスと機能の更新も行われるという。