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“Google フォト”の無制限バックアップが終了 ~来年6月から“Google Workspace”のストレージポリシーが変更へ
ただし“Pixel”ユーザーは例外
2020年11月12日 08:53
米Googleによると、“Gmail”や“Google ドライブ”、“Google フォト”に日々アップロードされるファイルは430万GB以上に達するという。こうした需要の増大に対応するため、同社は11月11日(現地時間、以下同)、“Google Workspace”のストレージポリシーを2021年6月1日より変更すると発表した。
対象となるサービスは以下の通り。2021年6月1日まではコンテンツを保存しても“Google ドライブ”のストレージ制限にカウントされないケースでも、変更後はストレージを消費するようになる。6月1日までにアップロードされたコンテンツは、そのあと変更されない限りストレージ制限にカウントされない。
- Google フォト
- Google ドキュメント
- Google スプレッドシート
- Google スライド
- Google 図形描画(Drawings)
- Google フォーム
- Google Jamboard
もっとも影響が大きいのは“Googleフォト”で、これまではメディアを“元の画質”から“高画質”(画像は16MP、動画は1080p)に縮小することで無制限にバックアップできていたが、来年6月1日以降にアップロードされたメディアは“Google ドライブ”のストレージを消費するようになる。つまり、無償ストレージ(通常は15GB)の容量を超えてバックアップするには追加でストレージを購入しなければならない。
ただし“Pixel”ユーザーは例外で、“高画質”であれば来年6月1日以降もデバイスの写真や動画を無制限にバックアップできるとのこと。利用可能なストレージ容量は“one.google.com/storage”で確認できる。