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一部のWSUSサーバーに問題、「Windows 11 バージョン22H2」にパッチが降りてこない

すでに解決済み、回避策も案内中

同社のリリース

 米Microsoftは7月28日(現地時間、以下同)、「Windows Server Update Services」(WSUS)サーバーの一部に問題があることを明らかにした。2023年2月14日以降にリリースされた更新プログラムが「Windows 11 バージョン22H2」に提供されない可能性があるという。更新プログラムはWSUSサーバーにダウンロードされるが、クライアントデバイスに伝搬しない。

 同社によると、この問題はサーバーを「Windows Server 2022」へアップグレードする際、必要な「Unified Update Platform」(UUP)MIMEタイプが誤って削除されたために発生する。影響があるのは「Windows Server 2016」または「Windows Server 2019」からアップグレードされた「Windows Server 2022」環境のみだ。

 この問題は「KB5023705」で解決済みとされている。すでに問題が発生してしまっている場合は、手動でUUP MIMEタイプを追加すればよい。