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「Office 2016/2019」がMicrosoft 365サービスへ接続できるのは2023年10月10日まで

あと70日ほどで「Exchange」「SharePoint」「OneDrive」などへのサポートが終了

同社のドキュメント

 「Microsoft 365」サービスへ接続できる永続版「Microsoft Office」は、メインストリームサポートフェイズのバージョンに限られる。つまり、永続版の「Office」は以下の期日を過ぎると「Exchange Online」「SharePoint Online」「OneDrive for Business」などへの接続がサポートされなくなる。

  • Microsoft 365 Apps:サポート中のバージョンを利用する限り接続可能
  • Office LTSC 2021:2026年10月13日
  • Office 2019:2023年10月10日
  • Office 2016:2023年10月10日

 「Office 2016」は2020年10月13日、すでにメインストリームサポートを終了し、現在は延長サポートフェイズにあるが、特例として2023年10月10日まで接続がサポートされる。

 期日を過ぎた古い「Office」アプリが「Microsoft 365」サービスから積極的にブロックされることはないため、すぐさまサービスが利用できなくなるわけではないが、互換性の維持やテストは行われなくなる。そのため、ある日突然パフォーマンスが低下したり、接続が不安定になったり、まったく接続できなくなることも考えられる。

 できるだけ早めに最新の買い切り版である「Office 2021」への移行か、サブスクリプションの「Microsoft 365」アプリへの移行を検討したい。