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「GitHub Copilot Chat」ベータ版が個人でも利用可能に ~AIがプログラミングに助言

「Visual Studio」と「Visual Studio Code」をサポート

「GitHub Copilot Chat」のパブリックベータ、個人向けも開始

 米GitHubは9月20日(現地時間)、個人向け「GitHub Copilot Chat」のパブリックベータ版をリリースした。ビジネスユーザー向けのパブリックベータは7月より提供されていたが、これが「GitHub Copilot for Individuals」の全ユーザーに開放される。

 「GitHub Copilot Chat」は、AIを活用したコーディング支援ソリューション「GitHub Copilot X」の目玉となるチャットインターフェイス。「Visual Studio」と「Visual Studio Code」でサポートされており、コードエディターから離れることなくAIによる助言を得ることができる。「GitHub Copilot for Individuals」(月額10米ドル)に加入していれば、追加の費用は不要だ。

 汎用の生成AIチャットアシスタントと異なるのは、開発者が入力したコードや表示されたエラーメッセージといった「文脈」(コンテキスト)を把握していること。開発者が今やりたいことや、悩まされている問題に即した回答が行える上、セキュリティスキャンで脆弱性になりかねない箇所を見つければ、修正を提案してくれる。デバッグの際は問題を特定するだけでなく、代替アプローチの提案もしてくれる。新しいプログラミングに触れるときや、新しいフレームワークを学ぶときにも役立つ。