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「Google Podcasts」が提供終了へ ~2024年下半期に「YouTube Music」に移行

2023年の年末までに世界中で「YouTube Music」でポッドキャストを視聴可能に

「Google Podcasts」提供終了、「YouTube Music」に移行へ

 米Google傘下のYouTubeは9月26日(現地時間)、「Google Podcasts」の提供を2024年下半期に終了し、「YouTube Music」への移行を進めることを発表した。

 現在、米国の「YouTube Music」では、有料メンバーシップ以外もポッドキャストを視聴でき、さらにダウンロードやバックグラウンド再生、オーディオとビデオの切り替え機能も導入されている。2023年の年末までに「YouTube Music」のポッドキャストを米国だけでなく世界中で利用可能にする予定だという。

 さらにYouTubeは2024年に向けて、「YouTube Music」のポッドキャストへの投資を増やしていくとしている。その一環として2024年下半期には「Google Podcasts」の提供を終了し、「Google Podcasts」ユーザーの「YouTube Music」への移行を進める。実際、米国のポッドキャストリスナーの約23%が、最も頻繁に使用するサービスとして「YouTube」を挙げ、「Google Podcasts」と答えたリスナーはわずか4%だったという。

「Google Podcasts」

 YouTubeは「Google Podcasts」ユーザーのYouTube Musicへの移行に向けて、簡単に移行可能なツールの準備を進めるとともに、現在「YouTube Music」で配信されていないポッドキャスト番組のRSSも「YouTube Music」のライブラリに追加できるようにするとのこと。

 また、「YouTube Music」にポッドキャスト番組のOPMLファイルをダウンロードできる機能も追加される。そのため、別のプラットフォームを好むリスナーが、「YouTube Music」からダウンロードした番組を他のアプリにアップロードし視聴することも可能だという。

 YouTubeは、今後数カ月以内にガイドラインとともに移行プロセスについて詳しく公開する予定だとしている。