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「Google Chrome」で1件の脆弱性、セキュリティアップデートが公開

Windows環境にはv117.0.5938.149/.150が展開中

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv117.0.5938.149/.150が展開中

 米Googleは10月3日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv117.0.5938.149/.150が、Mac/Linux環境にはv117.0.5938.149が順次展開される。

 今回のリリースは、1件の脆弱性を修正したセキュリティアップデート。スクリプトエンジン「V8」における型混乱の問題(CVE-2023-5346)が解決された。深刻度の評価は、4段階中上から2番目の「High」。悪用の報告はまだないようだが、できるだけ早いアップデートが望ましい。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。