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「LibreOffice 7.6.4/7.5.9 Community」が公開 ~v7.5系はサポート終了、早急な移行を

フリーのオフィス統合環境の最新版

The Document Foundation、「LibreOffice 7.6.4 Community」と「LibreOffice 7.5.9 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は12月7日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 7.6.4 Community」と「LibreOffice 7.5.9 Community」を公開した。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice」は現在、v7.5系統とv7.6系統の2バージョンを提供している。

 v7.5系統は、既存機能の改善に注力した安定(Still)版。社内で業務に活用するケースなど、保守的な運用を望む場合に最適だ。ただし、予定ではv7.5.8のリリースを最後に、2023年11月30日でサポートを終了するはずだった。本バージョンこそが最終版だと思われる。

 一方のv7.6系統は、テクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版。新しい機能が盛り込まれているが、安定性に関してはやや劣る。

 とはいえ、すでに何回ものマイナーアップデートを経ており、十分信頼できるものと思われる。まだv7.5系統を利用している場合は、v7.6系統への移行を急ぐべきだろう。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.6系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.6.4(23/12/07)
「LibreOffice」v7.5系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.5.9(23/12/07)