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「LibreOffice 7.6.5 Community」が公開 ~フリーのオフィス統合環境の最新版

90件以上の不具合が修正され、安定性が向上

The Document Foundation、「LibreOffice 7.6.5 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は2月22日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 7.6.5 Community」を公開した。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice」は現在、v7.6系統とv24.2系統の2バージョンを提供している。今回アップデートされたv7.6系統は、既存機能の改善に注力した安定(Still)版。社内で業務に活用するケースなど、保守的な運用を望む場合に最適だ。本バージョンでは90件以上の不具合が修正されており、さらなる安定性が期待できる。

 なお、最新機能に興味のあるテクノロジー愛好家やパワーユーザーには、最新(Fresh)版のv24.2系統がおすすめ。

 安定性に関してはStill版に劣るが、操作ミスなどでコンテンツを失うリスクを大きく軽減させる自動回復情報の保存がデフォルトで有効になるなどの改善が含まれている。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v7.6系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.6.5(24/02/22)