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「LibreOffice 24.2.2」「LibreOffice 7.6.6」が同時リリース ~フリーのオフィス統合環境

新機能を重視するか、安定性をとるかで使い分けを

The Document Foundation、「LibreOffice 24.2.2 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は3月28日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 24.2.2 Community」および「LibreOffice 7.6.6 Community」を同時公開した。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。ただし、Windows 7、Windows 8/8.1での利用は非推奨だ。将来バージョンでは動作保証外となる。

 「LibreOffice」にはテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版と、既存機能の改善に注力した安定(Still)版の2つがある。

 「LibreOffice 24.2.2」は前者で、自動回復情報の保存がデフォルトで有効になっており、常にバックアップコピーが作成されるようになるなど、さまざまな新機能と改善が盛り込まれている。

 今回のマイナーアップデートでは、80件近い問題が改善されている。

 一方、保守的な運用が望ましい環境では「LibreOffice 7.6.6」の利用が適している。修正件数は約30件で、不具合はほぼ出尽くしているといえる。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v24.2系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
24.2.2(24/03/28)
「LibreOffice」v7.6系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.6.6(24/03/28)