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フリーのオフィス統合環境「LibreOffice 24.2.3 Community」が公開

テクノロジー愛好家やパワーユーザー向けバージョン

The Document Foundation、「LibreOffice 24.2.3 Community」を公開

 The Document Foundation(TDF)は5月2日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 24.2.3 Community」を公開した。「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「libreoffice.org」から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7 SP1以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 「LibreOffice」にはテクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版と、既存機能の改善に注力した安定(Still)版の2つがある。今回リリースされた「LibreOffice 24.2.3」は前者で、自動回復情報の保存がデフォルトで有効になっており、常にバックアップコピーが作成されるようになるなど、さまざまな新機能と改善が盛り込まれている。

 今回のマイナーアップデートでは約80件の問題が改善され、安定性やパフォーマンスの向上が期待できる。

 一方、保守的な運用が望ましい環境では「LibreOffice 7.6」シリーズが適している。現行バージョンは3月末にリリースされた「LibreOffice 7.6.6」。すでに複数のマイナーアップデートを経ており、不具合はほぼ出尽くしているため、Fresh版よりも安心して利用できるだろう。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v24.2系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10/11およびWindows Server 2012~2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
24.2.3(24/05/02)