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Stability AI、専用GPU不要のプログラミング向け生成AI「Stable Code 3B」を公開

ラップトップPCでもオフラインでのリアルタイム実行が可能

Stability AI、専用GPU不要のプログラミング向け生成AI「Stable Code 3B」を公開

 Stability AI Japan(株)は1月17日、プログラミング向け生成AI「Stable Code 3B」を発表した。非商用利用は無料で、商用利用には有料のStability AI メンバーシップへ登録する必要がある。

 「Stable Code 3B」は、18のプログラミング言語に対応する30億パラメーターを持つ大規模言語モデル。2.5倍のパラメーターを持つ「CodeLLaMA 7b」と同レベルの正確性と応答性でコード補完でき、MacBook Airのように専用GPUを搭載しない一般的なノートパソコンでも、オフライン動作が可能だという。

「CodeLLaMA 7b」との比較

 4兆トークンの自然言語データでトレーニングされた「Stable LM 3B」の基礎モデルをベースに、コードを含むソフトウェアエンジニアリング固有のデータで追加トレーニング。複数のプログラミング言語でのコード生成AIベンチマーク「MultiPL-E」によるテストで、同規模のモデルと比較して最先端のパフォーマンスを発揮している。

「MultiPL-E」によるテスト結果のレーダーチャート(紫色の線が「Stable Code 3B」)